世界的な流れとして、「地球環境の保護」が叫ばれています。
紙は、プラスチックなどと違い、同じ「紙」として生き返らせる事ができます。
ナガシマ紙販(株)では、環境破壊の防止の一つとして再生紙のご利用をお勧めしております。
「紙」を生かすも殺すも、あなたの心掛け次第で決まるのです。
「青い地球を次の世代にも残したい。」そうお思いでしたら、是非、再生紙のご利用と古紙回収にご協力ください。

「再生紙」と単純にいいますが、そもそも「再生紙」というのはいったい何なのでしょうか?

紙は植物繊維で作られているのは多くの方がご存知だと思います。
紙というのは植物繊維の塊であり、その植物繊維が新しいか古いかによって、出来上がった紙が古紙であるかないかの違いになるのです。
すなわち、「古紙」というのは「紙の植物繊維を再利用した紙」ということになり、言い方を変えれば「再生利用紙」(リサイクルペーパー)ということになります。
「再生紙」の生産で鍵となるのは、材料となる「使い古した紙」をいかにして調達するか?ということになります。
我が国の場合、古紙回収率(国内で消費された紙のうち回収された割合)は55.3%と世界トップクラスの回収率を誇っていますが、その多くは企業や自治体から回収される紙です。
一般家庭から回収される紙の率は、自治体が回収する「新聞紙」や「ダンボールなど」を除くとさほど多い回収率とはいえないでしょう。
多くの包装紙やチラシなどの紙、パッケージなどの不要物が、ゴミとして焼却処分されているのです。
とはいえ、多くの方が、「ゴミの分別についてよくわからない・・・」ということもあるでしょう。
プラスチックやビン・カンならば誰にでも分別できますが、紙などの燃えるゴミについては分別が難しいという実情もあります。
そこで、燃えるゴミ、特に紙類についての分別方法についてお教えいたします。
古紙回収に出す場合、さまざまな紙を一緒にして出すことだけはお避けください。
少なくとも、「新聞、雑誌、その他の紙」の3種類ごとに分けてください。
しかし、自治体の広報などで、「古紙回収に出す場合、禁忌品を混ぜないように・・・」などという表示がされている場合があります。
「禁忌品」とは、古紙の再生時にトラブルや品質低下の原因となるもので、下記のようなものがあげられます。
紙に関する「禁忌品」
窓のついた封筒
ビニールコート紙
紙コップ
(ワックス加工品)
油紙
合成紙
防水加工紙
裏カーボン紙
ノンカーボン紙
紙以外の禁忌品
ポリ袋
粘着テープ類
ワッペン類
ファイルの金具
金属クリップ類
フィルム類
発泡スチロール
セロファン
プラスチック製品
ガラス製品
布製品
自治体によりましては上記以外のものが「禁忌品」に指定されている場合があります。
古紙回収に出される場合は、お住まいの自治体の指示に従っていただけるようお願いします。
これまで、古紙の再生は「再生する紙と再生される紙の種類が同じもの」で再生するのがほとんどでした。
すなわち、新聞紙は新聞紙に、ダンボールはダンボールにという方法ですが、最近では技術革新によりOA用紙や雑誌に使う用紙などに再生することができるようになりました。
しかしこの場合、歩留まりの低下、脱インキ・漂白のための薬品の投入、排水対策の向上などにより、どうしてもコストアップは否めません。
現在、再生紙はパルプから作られた紙に比べ値段が高めですが、比較的需要の多いPPC用紙などは値段の差がなくなってきています。
しかし、更なる技術向上により、古紙100%の塗工紙や上質紙・ノンカーボン紙も市場に出始めています。
そのような紙は確かにお値段が高めですが、皆様がお使いになることによってお値段も下がることと思います。今後皆様が古紙再生紙をお使いになるようお願い申し上げます。
ナガシマ紙販が取り扱う主な再生紙
上質紙
A2コート紙
A2マット紙
色上質紙
情報用紙
PPC
王子製紙
OKプリンス上質紙
エコG100

OKコート
グリーン100

OKマットコート
グリーン100
 
OKリサイクル
フォーム-N
 
日本製紙
npi上質
グリーン70
npiコート
グリーン70
npiマット
グリーン70
 
npiフォーム
リサイクル
(受注生産)
PPC用紙
N-100
大王製紙
 
ユトリロコート
グリーン70
ユトリロマット
グリーン70
 
 
リサイクルPPC
70
東海パルプ
マイセン
 
 
デーリーカラー